私が「非常用トイレを買っておいてよかった」と思った理由

家族の看護に「備えてよかった」と感じた瞬間
少し前、家族が手術を受けて退院してきたときのこと。しばらくベッド中心の生活になる予定で、特に夜間や家族が一人のときに「もしトイレまで動けなかったら」と心配になり、非常用トイレを用意しました。私が選んだのは、段ボール製の便器に、排便袋と凝固剤がセットになった非常用トイレ。使い方も簡単で、見た目よりもしっかりしていて、万が一のときでも安心できそうだと感じたのが決め手でした。
結果的には、家族はなんとか自力でトイレに行けたため使用せずに済んだのですが、それでも「備えてある」というだけで気持ちがすごくラクになったのを今でも覚えています。
近所の水道工事でも「買っておいてよかった」と実感
さらに先日、近所で水道工事があり、数時間水が止まったことがありました。そのときも、「トイレに行きたくなったらどうしよう」と不安に。でも、「そういえば、あの非常用トイレがあるから大丈夫」と思い出し、実際に使わなくても、備えがあるだけで安心感は段違いでした。「今すぐは使わなくても、いざという時にある安心感」って本当に大事だなと思いました。
非常用トイレって実際どう?買ってみた感想と選び方
「非常用トイレ」は、災害だけじゃなく日常の不安にも効く
正直なところ、非常用トイレって「災害用」としてしか考えていませんでした。でも、看護や介護、インフラの不調など、意外と身近なシーンでも役立つんだなと実感。「使わないで済めば、それが一番」。でも、いざというときにあると安心できる。非常用トイレは、そんな“心の備え”にもなるアイテムだと思っています。
今回紹介するのは「トイレの女神」シリーズ
レビューでも人気のある非常用トイレブランドのひとつが「トイレの女神 PREMIUM」。トイレ本体・排便袋・凝固剤がセットになったタイプや、袋+凝固剤のみのタイプなど、使い方や備蓄量に応じて選べるラインナップが魅力。初めての防災対策としても取り入れやすいシリーズです。
- 本体は段ボールで、便座はプラスチック。軽量で持ち運びに便利
- 排泄後は日本製の抗菌凝固剤で固めて捨てるだけ
- 便座は水洗い可、耐荷重150kgで大人も安心
- 未使用時はコンパクトに収納可能で場所を取らない
- 保存期間は最長15年!長期備蓄にも対応
※ 一部レビューでは「凝固剤がうまく固まらない」という声もあります。より確実な使用感や衛生性を重視したい方は、レビューを比較して選ぶのもおすすめです。
▽ 気になる方はこちら※便器付きの製品を希望される場合は、リンク先の商品ページで「便器本体がセットになっているか」を必ずご確認ください。


注意点|“実際に使う”前提で一度試しておくと安心
Amazonレビューには、「小はある程度固まるけど、大はうまく固まらなかった」「水分の量によって固まり方に差が出る」などのリアルな声もあります。凝固剤は水分を固める仕組みなので、固形の排泄物(大)の場合は、落下位置や凝固剤のかけ方などに工夫が必要といった意見も。「備えはあるけど、実際に使えるのかな?」と不安な方は、水を使って1度だけでも試しておくと安心です。
非常用トイレが必要な家庭・シーンまとめ
- 高層マンションなど、断水時の影響が大きい家庭
- 小さな子どもや高齢の家族がいるご家庭
- 入院や手術後の在宅看護が必要なときの備えに
- 防災グッズの一つとして、まず1セット準備しておきたい人
非常用トイレは何回分必要?家族人数別の目安を解説
一般的に、成人1人につき1日5〜7回程度のトイレ使用が想定されます(※個人差あり)。
- 1人暮らし:15〜21回分
- 家族3人:45〜63回分
「最低でも3日分」とよく言われますが、災害時の備え目的や在宅看護の状況によっては、5日〜1週間分を目安に備えておくとさらに安心です。
※複数人いるご家庭では、回数が多めの凝固剤セットを選んでおくと安心です。必要に応じて、便器本体は1台、袋と凝固剤だけを追加して備えるのもおすすめです。
まとめ|“使わないで済めばOK”。でも備えておくと本当に安心
「備えておいたけど、使わなかった」——それが一番理想的な非常用トイレ。でも、「ある」ことで得られる安心感と心のゆとりは、日常にも思わぬ形で役立ってくれます。段ボール便器本体+抗菌凝固剤+排便袋のセットは、防災初心者でも扱いやすく、いざという時に頼れる備えです。防災グッズや備蓄の中に、ぜひ1セット加えておくことをおすすめします。
▽ 気になる方はこちら※便器付きの製品を希望される場合は、リンク先の商品ページで「便器本体がセットになっているか」を必ずご確認ください。

